下関市 スポーツ外傷
肉離れの治療・リハビリ
「しっかり休んだのに再発した」という肉離れは、根本的な回復ができていないサインです。段階的なリハビリで再受傷を防ぎながら競技に戻ります。
ハムストリングス大腿四頭筋ふくらはぎ
肉離れとは
肉離れとは、筋肉が急激に引き伸ばされることで起こる筋線維の損傷です。ダッシュのスタート・急停止・ジャンプ着地などで多く起こり、「ブチッ」という感覚とともに強い痛みが生じます。
スポーツ選手に多いのはハムストリングス(太もも裏)・大腿四頭筋(太もも前)・腓腹筋(ふくらはぎ)の肉離れです。下関市でスポーツ中の肉離れが起きた際は、早めにご相談ください。
重症度の分類
Grade Ⅰ(軽症)
筋線維の微細損傷。強い痛みはあるが機能的には比較的保たれている。復帰目安:2〜3週
Grade Ⅱ(中等症)
筋線維の部分断裂。腫脹・皮下出血を伴うことがある。復帰目安:4〜8週
Grade Ⅲ(重症)
筋の完全断裂。強い痛みと機能障害。場合によって手術適応。復帰目安:3ヶ月以上
※ 復帰目安はあくまで目安です。部位・年齢・競技レベル・個人差によって大きく異なります。
肉離れが「再発しやすい」理由
痛みが取れただけで復帰する
痛みがなくなっても筋力・柔軟性・神経筋コントロールが回復していないため、同じ動作で再断裂が起きやすい。
瘢痕組織が柔軟性を低下させる
修復過程で形成される瘢痕(傷跡)組織は柔軟性が低い。適切なリハビリなしでは新たな断裂の起点になる。
動作パターンの問題
スプリント時のフォームや着地動作に問題があると、特定の筋肉に過度な負荷が集中し続ける。
拮抗筋とのバランス不良
例えばハムストリングス単独を強化しても、大腿四頭筋との筋力バランスが崩れたままでは再受傷リスクが高い。
リハビリの流れ
Phase 1急性期管理(POLICE)
受傷後〜1週- Protect:部分的な保護(完全固定は不要)
- Optimal Loading:痛みのない範囲での早期荷重
- Ice / Compression / Elevation:炎症のコントロール
過度な安静(完全固定)は組織の回復を遅らせます。痛みのない範囲での早期運動が推奨されます
Phase 2組織修復・柔軟性回復
1〜3週- 段階的なストレッチの開始
- 筋力トレーニング(等尺性→等張性)
- 正常歩行の回復
痛みを引き起こすほどの強いストレッチは逆効果。適切な強度が重要
Phase 3スポーツ動作の再学習
3週〜- ジョギング→ランニング→ダッシュの段階的負荷
- 競技特性に応じた動作練習
- 再発リスクの動作分析と改善
Grade・部位によって期間は異なります。焦りは再受傷の最大のリスク
ゆうき整骨院のアプローチ
- 受傷直後の正しい初期対応(POLICE)の指導
- 損傷部位・重症度に応じた段階的な運動療法
- 筋力・柔軟性・神経筋コントロールの同時回復
- スプリント動作・着地フォームの分析と改善
- 復帰基準の明確化(筋力比・機能テスト)
- 再受傷予防のためのトレーニング継続指導